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2015.4.14

レジリエンスな映画1‐セントオブウーマン/夢の香り

今日は夕方から急に気温が下がり,思い切り寒くなりました。南国生まれなので寒さにはめっぽう弱く,寒くなると気分が滅入り活動量が極端に下がってしまいます。なので,気分転換に,昔観たお気に入りの映画を観返しました。

「セントオブウーマン/夢の香り」(1992年)。アル・パチーノがアカデミーの主演男優賞を受賞した作品です。7度目のノミネートでようやく受賞した作品ですね。
ストーリーは,情報将校としては優秀だったのに口の悪さが災いして昇進できず左遷先の基地で自らの不注意な事故で失明し,以来人間嫌いになった(なのに女好き)アル・パチーノ演じる退役陸軍中佐(フランク)と,貧乏だけど頭脳明晰で誠実なエリート高校生(チャーリー)の邂逅を描いたものです。
映画の中で,2人はそれぞれ困難な局面,逆境にさらされます。フランク中佐は,失明という逆境,チャーリーは,高校内でとあるトラブルに巻き込まれます。フランクは,逆境を逆境と思っていないかのように普段は振舞っていますが,実は克服できず破局的な道を選択しようとします。かたやチャーリーは,どのように克服すべきか,もがき苦しみます。結局,それぞれが相補的・相乗的に助け合い,2人とも逆境を乗り越えて再起していくという,素晴らしいレジリエンスを発揮する映画です。やはり映画は,このようなカタルシスが感じられないと面白くないですね。
セントオブウーマン

あまり長々とストーリーを書くとネタバレになるので,これ以上は書きません。映画をまだ観ていない方は是非,観てみてください。観られた方も改めて観ていただければ。何度観ても名画は感動します。
この映画を観て,私は最初の海外旅行の地をニューヨークに決め,ホテルは贅沢にもウォルドルフ・アストリアに宿泊しました。アル・パチーノとガブリエラ・アンウォーがタンゴを踊るシーンと,ラストの全校集会は秀逸です。

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