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2015.4.15

広島空港の事故で思うこと-ハインリッヒの法則

昨日の西日本は夕方から天候が急に変わり,広島でも気温が急激に下がったので,体調を維持するのに難しかったです。風邪の初期状況が現れたので,早めに就寝しようと思った矢先,テレビで広島空港でのアシアナ航空機事故のニュースが報じられました。不幸中の幸いか,重症者は現れず良かったですね。

事故の原因はまだ明らかになっていませんが,急な天候の変化が影響したのか,パイロットの人為的なミスなのか,それ以外の複合的な要因なのか,早急な原因解明と空港の再開が望まれます。

ハインリッヒの法則にもとづくと,重傷者が生じるような1件の災害が発生した場合,その背景には,29件の軽傷者を伴うアクシデントが起こっており,さらには,300件のいわゆる“ヒヤリ・ハット”したが大事に至らなかったエラー(インシデント)が発生していたことになります。ですので,今回の事故は,29件の軽傷者を伴うアクシデントの1つととらえると,それ以前に,300件のインシデントが生じていたのかもしれません。また,事故の原因究明をおろそかにして,不十分な対策を講じると,1件の重大な事故が発生する可能性があるかもしれません。

ハインリッヒの法則.svg

今回の事故は,幸い軽傷者しか出なかったので,しっかり事故原因を究明して,今後の事故防止対策に生かしてほしいですね。事故をインシデントから掘り下げ,大局的客観的に分析し,起こるかもしれないであろう(でも起こってほしくない)1件の大惨事を未然に防いでほしいですね。トラブルや失敗から学んで教訓化し,システム・レジリエンスを強化してほしいです。
でないと怖くて広島空港を利用しにくい。ただでさえアクセスが悪くてイライラきて足が遠のいてるのに。

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