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2015.4.20

雨男の心理学-“すっぱいぶどう理論”的社会貢献

今日は一日雨でした。雨っていうと,マイナスなイメージを持たれる方が多いかと思いますが,私は雨は嫌いではないです。これが雨男と言われる所以でしょうか?梅雨の時期に生まれたからでしょうか?

私の雨男ぶりは,友人・知人には有名で,何か屋外のイベントに参加して雨が降ってしまうと的面,私のせいにされてしまいます。花見だったり,サッカー観戦,野球観戦だったり,仲間内の研修・勉強旅行もそうでした。予報では降水確率0%の晴天のときも私が参加を決めると雨が降ったりしたことも数多くあります。最近では,雨などと生易しいものではなく,爆弾低気圧や台風が1つや2つ襲来することもあります。私は嵐を呼ぶ男なのです。

大切な日に雨が降ったために生じる不満は,心理学では「認知的不協和」と呼ぶそうです。このとき,不協和なままでいると,人はフラストレーションを起こすので,「雨男である松岡さんがいるから雨が降ったんだ。」と不合理な理屈をつけてでも不協和を軽くしようとします。もちろん,「自然現象だから仕方がない。」と合理的に考えても認知的不協和は軽減されます。普通,そう考えてくれてもよさそうなものなのに…。

欲求が満たされないとき,欲求と現実のギャップを埋めるために都合のよい理屈をつけて埋め合わせる人の心理的機能をイソップ童話から引用して“すっぱいぶどう理論”と呼びます。大事なイベントが雨で台無しになった原因を雨男のせいにするのは,“すっぱいぶどう理論”ということですね。

まあ不合理ながらも友人の認知的不協和を少しでも軽減することに貢献できる私はなんと幸運な男なのでしょう。そう捉えれば,雨男とレッテルを貼ってくれた多くの友人に感謝しなければ…。ポジティビティもレジリエンスも高まってきました。

窓外の降りしきる雨を見ながら,そんな他愛もないことを考えていた一日でした。

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