先週末,10日~12日は,幕張と東京で2つの異なるセミナーに参加しました。どちらも私の今後のビジネスにおいて大事なセミナーでとても有意義な時間を過ごしました。
1つは全米ナンバーワンのマーケティングコンサルタントが講師を務めるマーケティング戦略セミナー,200名以上が参加した大規模なセミナーでした。もう1つはレジリエンス講師が実践例を共有しあい,ネクストステップを議論するセミナー。
趣の異なる2つのセミナーですが,共通点もあります。それは,いずれも「クライアントを幸福に導く方法を学ぶこと」。
マーケティング戦略セミナーの講師を務めた超大物カリスマコンサルタントのJ氏は,「クライアントとはコンサルタントが保護すべき存在」,「マーケティングとは顧客に恋をすること」という主張をされています。レジリエンス・トレーニングもそれに通じるところがあるかなと思います。クライアントに愛情を注ぎ,ポジティビティを高めなければ,クライアントのレジリエンスを強化することは難しいなあと感じます。
クライアントに愛情を注ぎ,感謝し,恋をするように保護する。それはマーケティングもレジリエンス・トレーニングも共通するのだろうなあと痛感した3日間でした。
マーケティング戦略セミナーでは,40歳前半のコンサルタント起業準備中の方と友人になり,レジリエンス講師のセミナーでは,定年間近の方でやはりコンサルタントとして独立を志望している方と友人になりました。前者の方には,起業直後の集客について尋ねられ,いまだ集客にもがいているなりにうまくいった戦術を説明すると参考になったようです。後者の方は,私が退職直後に独立起業したエピソードを披歴すると,勇気をいただいたとのお言葉を頂戴しました。起業して5か月足らずで大した経験はないのですが,そんな経験でもいろいろな人に少しでも刺激になり,貢献できることは嬉しいですね。
そんな感慨に耽っていると,映画「シンドラーのリスト」のとある言葉を思い出しました。
これはユダヤ教の聖典タルムードの言葉です。
一人のクライアントを愛し,感謝し,幸福に導くことは,まさしく世界を救うことにつながると大仰でなく思っています。
レジリエンスもポジティビティも高まった3日間を終え,可能な限り多くの方をレジリエントに導こうと決意を新たにした私でした。そうするには自分自身のレジリエンスをさらに強化し,学び続けないと…。