皆様,おはようございます。レジリエンス研修講師,ポジティブ心理学コーチの松岡孝敬です。
先日,出張の帰り,移動中に読む本を切らしたので,駅構内の書店で物色したところ,3年前にベストセラーになった,
ケリーマクゴニガルの「スタンフォードの自分を変える教室」の文庫本があったので,ちょうどよいと思い,購入して移動中に読んでいました。
生来,あまのじゃくなところがある私は,ベストセラーになると,読まなくなるといった変な癖があるので,この本も,3年前は見向きもしなかったのですが,初めて読むと,科学的なエビデンスに裏付けられた内容が豊富で,とても勉強になりますね。
本書は意志力(ウィルパワー)の磨き方,保ち方を,さまざまなエビデンス,実例をもとに詳しく解説され,意志力の磨き方の方法・モデルをわかりやすく解説されます。
意志力は,レジリエンスを発揮する上でも重要な力ですので,研修のワークのリソースにもなりますし,何より自分のレジリエンス資源にもなりましたね。
詳細な書評と,中身の紹介は,後日,ブログで解説するとして,今回は,印象に残ったフレーズを2,3披歴します。
「モデル・ライセシング」が判断を狂わせる。
ドーパミンは「幸福感」をもたらさない。
「いつわりの希望シンドローム」がもたらす(間違った)快楽
エビデンスベースの研修・コーチング,コンサルティングを心掛けている私としては,本書で紹介されているエビデンスは本当に参考になります。
さて,今日は,都内某所で,セミナーの集客システムのお勉強です。
マクゴニガル博士がいう,「どうにでもなれ効果」に陥らず,
「いつわりの希望シンドローム」にかかることになく,
意志力とレジリエンスを駆使して一日を有意義に過ごします。