皆様、こんにちは。
レジリエンス研修講師、組織開発コンサルタント、
リーダーシップ開発コンサルタントの松岡孝敬です。
先週、9月3日(土)、4日(日)の1泊2日は、
毎年恒例のアントレプレナーシップ勉強会に参加しました。
母校、名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の修了生有志が集い、
母校の恩師で、現在でも東京大学で学生ベンチャー起業家を育成・指導されている、
東京大学イノベーション推進本部長の教授を講師にお招きし、
2011年から開催している自主勉強会です。
2013年から、ふとしたきっかけで私が幹事をすることになり、
以来、毎回、幹事役をさせていただいています。
と言っても幹事役を苦労と感じたことは一度もなく、
いつも楽しんでさせていただいています。
幹事をすることで自分の成長が感じられるからです。
今年は、母校、名商大の名古屋丸の内に新キャンパスがオープンされたので、
記念で名古屋開催。
豊田佐吉、豊田喜一郎のリーダーシップとトヨタの組織改革を深く学びました。
課題図書や課題動画を事前にチェックして、
アサイメント(課題)に対する答えを参加者でディスカッションしましたが、
今回は、ダイレクトに自分の仕事に関係する内容で、深く学ぶところが多すぎ、
大変勉強になり、有意義な勉強会でした。
とりわけ、心に響いたのは、
「危機は素晴らしい成長の機会」という言葉
これは、課題図書の「世界でいちばん大切な会社」の中の一節を
講師の方が要約した言葉です。
『我が身に起きることのうちで最も痛ましく、背筋が寒くなるほどの事態は、
成長のための素晴らしい糧にもなり得る。
リーダーシップに危機が訪れた時こそ、意識を高め、
人として、リーダーとして成長できるチャンスなのだ。』
魂を鷲掴みされ、激しく振り回されるような衝撃を受けましたね。
背筋が寒くなるほどの逆境経験、そして、歯を食いしばってそれを克服する経験こそが、
レジリエンスを強化し、本物のリーダーシップを育む。
普段から企業研修の機会で受講者に教えていることなのですが、
改めてその深い意味を再認識させられた2日間でした。
私のビジョンの1つに、「ホワイト企業を10万社創る。」というものがあります。
ホワイト企業が10万社できるということは、つまり、それを率いる、
オーセンティックリーダー、本物のリーダーを10万人育成するということを意味します。
それを達成することが自分のビジョンの実現なのに、すっかり忘れていたなあと、
自省の念も思い起こさせた勉強会でもありました。
10月に入って、企業研修や公開講座などで
リーダーシップを研修させていただく機会が続きます。
今回の勉強会で学んだことを最大限に生かし、
本物のリーダーを育成するお手伝いをしていきたいと思います。
勉強会2日目は、トヨタ産業技術記念館と、豊田佐吉記念館を訪れました。
技術力と、イノベーションの歴史に圧倒されました。記念館も素晴らしい!
我が街、広島にもマツダミュージアムがありますが…。もう少し頑張ろうよ(;´Д`)