皆様、明けましておめでとうございます。
レジリエンス研修講師、ポジティブ心理学コーチの松岡です。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、大好きなワインを楽しみながら、今年の目標などについて、
思いをめぐらせておりました。
今年の目標の1つは、ブログを豆に更新することですので、
早速、昨年10月以来のブログを投稿します。(いつまで続くか…頑張ります(;’∀’))
昨年は、自分自身が、9月末に突然体調を崩したり、
前職で仲良くしていた6歳年下の友人が、2度脳梗塞で倒れたりと、
健康でいられることの大事さ、有難さを再認識し、
支えてくれる家族への感謝の気持ちが湧きおこった一年でした。
当たり前のように健康で過ごせる日常の大事さ。
1秒後は、事態がどのように急変するかわからない。
「今、この瞬間」を大切に過ごし、集中して楽しむことがいかに大切か。
未来は、集中して過ごす充実した「今」の積み重ねでしかない。
こんな心持ちで、この一年間、一日一日を大切に過ごしていけたらと思っています。
健康そのものでバイタリティ溢れていた友人の思いがけない病気を、
年末の忘年会で聴いたとき(幸い彼は目立った後遺症もなく、お酒は飲めるそうです)、
ふと、
「幸福ってなんだろなあ」、
「幸福になるにはどうすれば良いのだろ?」
なんてことを考えてしまいました。
ギリシャ哲学者のソクラテスから、現代のポジティブ心理学者に至るまで、
「人間の幸福」について、さまざまな定義、理論が唱えられています。
幸福の追求・探求は、哲学者・心理学者にとどまらず、
人間の普遍的・恒久的なテーマなのでしょうね。
「幸福に生きるにはどのようなことをしたら良いか」という問いについて、
最近、マイブームで、すっかり深く傾倒しているアルフレッド・アドラーは、
次のように答えています。
「自分の能力を発揮できること」
「自分の能力が他者のためになっていること(他者貢献)」
つまり、自分の能力を発揮して他者貢献する生き方こそが、
アドラーが説く「幸福」であり、「幸せな生き方」なのです。
『自分の能力を発揮して他者に貢献する』
『今この瞬間を大切にし、他者貢献するために能力を磨き続ける』
このような幸せな生き方がこれからできればよいなあと思っています。
「他者貢献」する生き方は、幸せな生き方そのものですが、
自己犠牲を伴う「他者貢献」は、過度な適応行動としてアドラーも警告しています。
この点も注意しなければ( ´艸`)。
自己犠牲しない程度に「他者貢献」していこう。
今年もよろしくお願い申し上げます。