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2017.2.13

勇気って何だろう?

皆様、こんにちは。

レジリエンス研修講師、ポジティブ心理学コーチ、リーダーシップ育成コンサルタント

の松岡孝敬です。

新年の誓いをしたにも関わらず、やはりブログの更新をおろそかにしていますね。

反省しつつも過去は振り返らず、気持ちを引き締めてブログを投稿します。

今年に入って、企業研修のオファーもいただきつつ、

ビジネスパートナーとのコラボセミナーや、

個人の方を対象にしたコーチングセッションの機会もいただき、

1月は、とても充実した新年のスタートとなりました。

個人のコーチングセッションを申し込まれた方には、

引っ込み思案でコミニュケーションが苦手なのにもかかわらず、

現状を変えようと勇気をもって申し込まれた方もいらっしゃいます。

そう、正しく勇気を振り絞って。

そこで、ふと考えます。「勇気」って何だろうって?

勇気とは、他人に嫌われても平然として唯我独尊を貫くことである。

つまり嫌われる勇気こそが勇気なのだ!!

なんてことを、かのアルフレッド・アドラー大先生は言っていません。

(ちなみに愛読いただいている読者の中には、フジテレビのドラマ

嫌われる勇気」をお好きな方も、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれないので、

ドラマのレビューコメントは控えます。視聴率がよいレビュアーになっていると思います。

私は、第1話を観た後、二度と観るまいと思いました。)

アドラーの個人心理学では、

人は日常生活を送る上で解決すべき3つの課題(ライフタスク)があると

言われています。その3つとは、仕事友人関係(家族)です。

ライフタスクを平たく言えば、職場での人間関係、友人との人間関係、配偶者との人間関係

と言い換えることができます。

そして、アドラーの言う勇気、もしくは勇気ある行動とは、

ライフタスクを果たそう、立ち向かおうと決意している状態」を指します。

私に勇気を振り絞って個人コーチングを申し込んだ方は、

正にライフタスクに立ち向かおうと決意された方で、とても素晴らしいと思います。

翻り、自分は勇気ある行動をとっているのか、自問してみると、

結構、ライフタスクから逃げていることも一部あることに気づかされました。

先日、東京で、ポジティブ心理学をベースにしたワークショップやセミナーを

海外でも数多く開催する方とお話しする機会があり、

「日本、特に広島では、レジリエンス研修など、ポジティブ心理学ベースの

研修、コンサルティングがなかなか普及しないんですよ」

とお伝えすると、「なぜ普及しないのですか?」と逆質問され、

「おそらく、効果がない、即効性がないと思われているのでしょう」と答えたら、

間髪入れず、

絶対、効果あるに決まっているじゃない!!

強烈に勇気づけられました( ´艸`)

4月から、自分のライフタスクを果たすべく、

広島でアドラー心理学ポジティブ心理学を基にした実践的なセミナーを開催します。

皆様、近々にアナウンスいたしますので、是非、楽しみに、ご参加くださいませ。

追伸

このブログ記事を書いている途中で、アドラー心理学会が、

ドラマ「嫌われる勇気」に関して、

フジテレビに抗議しているというニュースを知りました。

当然の結末と言えば、そうでしょうね。

2017.1.3

幸福になるためには?

皆様、明けましておめでとうございます。

レジリエンス研修講師、ポジティブ心理学コーチの松岡です。

お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、大好きなワインを楽しみながら、今年の目標などについて、

思いをめぐらせておりました。

今年の目標の1つは、ブログを豆に更新することですので、

早速、昨年10月以来のブログを投稿します。(いつまで続くか…頑張ります(;’∀’))

昨年は、自分自身が、9月末に突然体調を崩したり、

前職で仲良くしていた6歳年下の友人が、2度脳梗塞で倒れたりと、

健康でいられることの大事さ、有難さを再認識し、

支えてくれる家族への感謝の気持ちが湧きおこった一年でした。

当たり前のように健康で過ごせる日常の大事さ。

1秒後は、事態がどのように急変するかわからない。

「今、この瞬間」を大切に過ごし、集中して楽しむことがいかに大切か。

未来は、集中して過ごす充実した「今」の積み重ねでしかない。

こんな心持ちで、この一年間、一日一日を大切に過ごしていけたらと思っています。

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健康そのものでバイタリティ溢れていた友人の思いがけない病気を、

年末の忘年会で聴いたとき(幸い彼は目立った後遺症もなく、お酒は飲めるそうです)、

ふと、

「幸福ってなんだろなあ」、

「幸福になるにはどうすれば良いのだろ?」

なんてことを考えてしまいました。

ギリシャ哲学者のソクラテスから、現代のポジティブ心理学者に至るまで、

「人間の幸福」について、さまざまな定義、理論が唱えられています。

幸福の追求・探求は、哲学者・心理学者にとどまらず、

人間の普遍的・恒久的なテーマなのでしょうね。

「幸福に生きるにはどのようなことをしたら良いか」という問いについて、

最近、マイブームで、すっかり深く傾倒しているアルフレッド・アドラーは、

次のように答えています。

自分の能力を発揮できること

自分の能力が他者のためになっていること(他者貢献)

つまり、自分の能力を発揮して他者貢献する生き方こそが、

アドラーが説く「幸福」であり、「幸せな生き方」なのです。

自分の能力を発揮して他者に貢献する

今この瞬間を大切にし、他者貢献するために能力を磨き続ける

このような幸せな生き方がこれからできればよいなあと思っています。

他者貢献」する生き方は、幸せな生き方そのものですが、

自己犠牲を伴う「他者貢献」は、過度な適応行動としてアドラーも警告しています。

この点も注意しなければ( ´艸`)。

自己犠牲しない程度に「他者貢献」していこう。

今年もよろしくお願い申し上げます。