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2016.8.25

 日本のオジサンはやっぱりペシミスト(悲観主義者)?-とあるスタンディングワインバーでのレジリエンスな夜

皆様、こんにちは。

レジリエンス研修講師ポジティブ心理学コーチ松岡孝敬です。

したたか酔ってブログを書いているので乱筆乱文ご容赦を。

今日は、午後から少し難航していたコンテンツというか、

セールスコピーの執筆を終えたので、安堵し、

かつ、カミサンが仕事で急な飲み会が入ったので、この機会を天祐と思い、

ホームグラウンドのスタンディングワインバーにくりだしたのでした。

ワインのブラインドテイスティグを試されながらワインを楽しんでいると、

赤ワイン

最近、よくお店に来るらしい私よりも少し年配のオジサン2人が私を挟んで両脇に立ち、

お酒を飲みつつ、タバコを吸いつつ、会話を楽しみ始めたのでした(;’∀’)

タバコの苦手な私は、

この時点でレジリエンスの試される時間を過ごすことになったのでした( ノД`)シクシク…

そのオジサン2人の何気ない会話に考えさせられました。

オジサンA「今、カープ負けてますよ。4-0で、ジャイアンツに。」

オジサンB「三連戦じゃけえ~、2-1で負け越すことになっとるんでしょ。

マジックも点灯したけえねぇ~。」

えっ!? あれ!? まだ3回じゃん。なんで負けるなんて言うの!?

(このブログ書いてる時点で結局逆転してカープ勝っちゃいました(;’∀’))

こういう発言を聴くと、外国人はペシミスト(悲観主義者)だと思うんだろうなあ~と、

ワインを飲みながら、ペシミストの私は思ったのです(;’∀’)

ちなみにアメリカンは、こんな会話になりません。

ユニフォームが似ているシンシナティ・レッズファンのアメリカのオジサン2人の会話を

想定しましょう。

アメリカのオジサンA「おい、レッズ今、ジャイアンツ(サンフランシスコです)に

リードされてるぜ!(負けているとは絶対言わない)」

アメリカのオジサンB「まだ4-0じゃねえか!ボットがグランドスラム2本打ちゃあ

8-4で逆転じゃねえか!」

アメリカのオジサンA「そうだな、brother!ボットの満塁ホームランに乾杯!」

てな感じでしょうね。ネガティブな発言は絶対しないでしょ( ´艸`)

バスケットの神様、マイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズの現役時代、

マイケルジョーダン

プレーオフの決勝シリーズのとある一戦で一人で55点もとったある夜、

ブルズのチームメートで、ジョーダンと同じノースカロライナ大学出身の

控え選手がインタビューで、

「今日は、俺とマイケルでノースカロライナ大学コンビで56点挙げてやったぜ」

(その選手はその日の得点1点)。

別のノースカロライナ大学出身のブルズのチームメイトは、

「馬鹿野郎!俺とマイケルは58点も挙げたんだぞ!俺らこそMVPだ!」

(その選手はその日の得点3点)。

凄いオプティミスト(楽天主義者)でポジティブでしょ!!

私を含め、日本のオジサンには、こんなオプティミティックな発言はできないですね~。

ポジティブ心理学の論理では、オプティミスト(楽観主義者)は成功すると言われています。

今夜、スタンディングワインバーでお会いしたオジサン2人は、

ペシミスティック(悲観主義的)な

発言をしていましたが、でも成功してなさそうな雰囲気でもないし、

なにより幸福そうでした。

ということは、外国で言うペシミズム(悲観主義)は、日本のそれと違うんじゃないの?

日本は日本で独自の捉え方、独自のポジティブ心理学があっても良いのかなあ

と感じました。

そんなこんなで程よく酔った私は帰路についたのでした。

最近、ワインが弱くなって以前ほど飲めなくなったなあ~。

これはペシミストの発言なのか、それともリアリティ(現実)なのか( ノД`)シクシク…

2016.8.1

リーダーに必要不可欠なもの-レジリエンスと真正さ(オーセンティシティ)

皆様、こんにちは。

レジリエンス研修講師ポジティブ心理学コーチ松岡孝敬です。

かなりの期間、ブログの更新をさぼってしまいました。

その間、コンフィデンシャルな仕事が多くかったり、

ブログで投稿できるネタがなかったりといった理由で、

なかなかブログを書く気持ちが起こらなかったというか…。

のっけから言い訳ばかりですみませんm(__)m

今月から、ブログをマメに更新しよう。

さて、

最近、企業でレジリエンス研修とは離れ、

リーダーシップ研修を行う機会が増えてきました。

ポジティブ心理学をベースにしたオーセンティックリーダーシップ研修が、

弊社ポジティビティのメインコンテンツなのですが、

企業様の要望をお聞きして、コンテンツのワークやケースを変えていくと、

研修のバリエーションが増えてきて面白いなあと思います。

これからますますリーダーシップ研修を行う機会が増えてくるようなので、

さまざまなリーダーシップ開発法を改めて勉強し直さないといけないなあと、

最近つくづく感じていますし、勉強し直しています。

リーダーシップの型も千差万別、さまざまですが、

その開発法も多種多様だなあと改めて調べて思いました。

ただ、根底に流れる基軸となるものは絶対あるはずで、

それをポジティブ心理学やポジティブ組織論をベースにしたワークを通して、

徹底的に育成・開発していけば、良い研修になるし、

良いリーダーが育成できると確信しています。

さて、話が変わり、

今年も、ビジネススクールの修了生が集まる勉強会の時期が近づいてきました。

毎年、恩師で、東京大学のイノベーション推進本部長である教授を講師にお迎えして

開催しています。

今年で6回目を迎え、2回目以降から、いつの間にか、

私が幹事を務めるようになってしまい、

けっこう楽しみながら、幹事役を引き受けています。

勉強会のテーマは、毎年、アントレプレナーシップ、リーダーシップで、

歴史上の人物をアントレプレナーとしてとらえ、課題図書とアサイメントを元に、

ディスカッションを行って実践知を深めるというMBAスタイルの勉強会です。

毎年、取り上げる人物ゆかりの地で開催する決まり事なので、開催地が異なるのですが、

今年は、豊田佐吉を取り上げ、名古屋で開催します。

2日間の勉強会の初日は、母校ビジネススクールの新キャンパスで行います。

それで、事前の課題図書、課題動画の中に、

TBSのドラマ「リーダーズ(LEADERS)」があって、

昨日は、ずっとそれを見ていました。

リーダーズ

リーダーズとタイトルにあることからわかるように、

豊田喜一郎がモデルとなった愛知佐一郎(佐藤浩市演じる)以外にも、

さまざまなタイプのリーダーが現れて興味深いですね。

リーダーシップを勉強する良い教材動画になりました。

そんな動画を見ながら、リーダーにとって必須な要素って何だろうと、

ふと考えていました。

恩師は、よく、パッションとインテリジェンスとおっしゃいます。

その他にも、先見性、巻き込む力、グリット(やり抜く力)などなど、

いろいろな要素が挙げられます。

私としては、リーダーにとって必要不可欠な要素は、2つに集約されると考えています。

その2つとは、レジリエンス(逆境力)と、

オーセンティシティ(真正さ、本物さ)だと思います。

そう考えると、現代は、まさにリーダーシップの危機の時代

本物のリーダーが不在の時代ですね。嘆かわしい( ノД`)シクシク…

さて、昨日、東京都の新都知事が決まりました。

任期途中で止められた前職2人の都知事には、

レジリエンスオーセンティシティもなかった…。

新都知事はどうなのでしょうか?

レジリエンスは強そうだけど、オーセンティシティはあまり・・・・・・???

これからお手並み拝見で、期待しましょう。