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2016.2.12

楽観性は成功の必須要因‐内定者レジリエンス研修で気づいたこと

皆様、こんにちは。

レジリエンス研修講師,ポジティブ心理学コーチの松岡孝敬です。

先日,静岡の某企業で行いました内定者レジリエンス研修のアンケートが届きました。

受講いただいた内定者の方々が少なかったせいもあるのですが,全員の方から,

「とても満足している」との回答をいただき,とても嬉しく,安心しました。

4月から本格的に社会人になる前に,レジリエンス幸福度

かなり高まったかと自負しています。

受講者の一人の女性から,1つの気づきをいただきました。

彼女は,自分で楽観的な性格だと自覚していて,

それは,とてもネガティブなことだと思っていたそうです。

非現実的な楽観性は,ときとして無鉄砲な暴走を引き起こしますが,

現実的な楽観性は,成功の必須要因でレジリエンスも高まり,

幸福度を高める強みですよと伝えると,とても明るい顔をされて喜んでいました。

まるで,今まで楽観性を否定され続けたかのように。

これも日本の教育のせいなのか,

どうしても日本では楽観性を是としない風土があるのでしょうか?

すべからく物事を悲観的に否定的に捉えることが,

課題を抽出して解決に導く第一歩と考えているのか?

物事を楽観的に捉えると,「適当」だとか,「真剣に考えようとしない」とか,

「課題を直視していない」とか,そんな風に捉えて

楽観性をネガティブなものに考えるのでしょうかね~。

過去から現在に至るまで,破壊的なイノベーションを起こした人や,

革命を起こして成功した人は,総じてオプティミストなんですけどね~。

エジソンしかり,ジョブズしかり,カストロしかり。

楽観性の捉え方以上にショックだったのは,

ジェネレーションギャップを痛感させられたことです。

受講者はすべて20代前半の女性でした。女性が受講生のメインの研修の場合,

レジリエンスが強い人物として,ヘレンケラーの三重苦を克服させた家庭教師,

サリバン先生を取り上げるのですが,知らないのですね~。

最近の若い女性(←オジサンか)は,アン・サリバンを知らないのです。

「舞台や映画の『奇跡の人』って知らないの?」…知らんのです(泣)。

奇跡の人

「美内すずえさんの『ガラスの仮面』って少女漫画読んだことない?」

…読んだことないんです。

ガラスの仮面

では,身近でレジリエンスの強い人ってだれだろう?

挙げてみてくださいってお願いすると,

「ベッ〇〇」って,

今年に入って某ミュージシャンとのスキャンダルで最近テレビで見かけなくなった

人気女性タレントである方の名を挙げられました(;’∀’)

彼女が本当にレジリエンスが強いかどうか,今後の動向を見届けなければなりませんが,

次の研修では,レジリエンスの強い女性の事例を

いっそその「〇〇キー」さんに変えようかな?

研修を見守っていた女性課長が研修終了後,控室にて,

「松岡先生,私はサリバン先生もガラスの仮面も知っています。良く読んでいました。」

そりゃそうでしょ。私と同年代なんだから。

それからの時間は,その課長様のガラスの仮面トークやゴルフ談義を

しばし拝聴しました。

社員の心を鍛える技術!レジ離縁巣を教えます

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