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2018.12.18

初の著書を上梓しました!

皆様、こんにちは。

レジリエンストレーナー松岡孝敬です。

7か月ぶりのブログ更新です。

最近は、コンテンツ制作、執筆活動に追われ、

全くブログを更新することができませんでした。

来年こそは、ブログの更新頻度を格段に高めます。

さて、このたび、初の著書、

『人と組織を活性化させる46の強みの活用術』

を上梓しました。

12月25日に書店やアマゾンで販売予定です。

皆様、是非、お手に取ってお読みいただきますようお願い申し上げます。

本の詳細は、下記の案内ページをクリックし、参照くださいませ。

『人と組織を活性化させる46の強みの活用術』案内ページ

本当ならば、11月中に発行される予定だったのですが、

本づくりは、印刷にかかるまでには、様々なことが起こるのだなあと

前職で嫌と言うほど思い知らさせていたのをすっかり忘れていました。

ともあれ、今年の最大の目標は、本の出版でしたので、

それが年内に実現し、安堵した気持ちと嬉しい気持ちが相まって、

しばらく心地よい幸福な時間を過ごしています。

私は、前職が教科書編集者なので、文章をつくったり、

本の企画・構成を考えて執筆したりすることがとても好きなようです。

しばし執筆していると、フロー(時間を忘れて没頭する体験)に入ります。

企業研修やコンサルティングと、執筆活動は、もはや私にとって不可分で、

これからさらに、楽しみながら仕事としての本づくり、執筆活動に邁進します。

既に2冊目の本の執筆を9割ほど終えています。年内には脱稿させ、

年明けから3冊目の本の執筆をスタートさせます。

皆様のレジリエンスと幸福度が高まるような実践書を書き続けていきます。

ですので、これからも私の本をご愛読いただきますようお願い申し上げます。

2016.3.6

コラーゲンに対する認知の再合成?-認知を変えればレジリエンスも高まる

皆様,こんにちは。

レジリエンス研修講師,ポジティブ心理学コーチ松岡孝敬です。

3月に入り,ようやく春めいた季節となりました。

今回のブログは,コラーゲンのお話。コラーゲンに対する思い込みの話題です。

コラーゲンを含む健康飲料や食品は,ますます増えてきていますね。

先日,スーパーに買い物に行くと,コラーゲン入りのノンアルコールビールが

売っていました。

コラーゲン入りビール

ついつい試飲すると,お肌が一気につるつるになってしまいました。

そんなわけないですね(笑)。

コラーゲンは,ご存知の通り,繊維性タンパク質で,真皮や靭帯,腱,骨,

軟骨の構成成分です。

動物の細胞外基質の主成分にもなっています。外側から細胞を支持するタンパク質ですね。

「コラーゲンは人体の重要な構成成分なので,摂取すれば体に良い。」とは,似非情報で,

しょせんタンパク質だからアミノ酸にまで体内で消化されるので,効果はないだろう。

効果があると“思い込み”を持って摂取するので健康に良くなる(気になる),

いわゆる“プラシーボ(偽薬)効果”だろう。

なんて思ってたら,最近の研究では,その常識を覆す結果が出ているという。

コラーゲンは大半は体内でアミノ酸まで消化されますが,

一部はコラーゲンペプチドとして残り,それがシグナルとなって,

繊維芽細胞の分化を促進し,その繊維芽細胞からコラーゲンが合成され,

結果,コラーゲンが増えるとか…。

コラーゲンが効くメカニズムの解明

嘘みたい。でも論文は出てますね。きちっと論文を読まなきゃ検証できませんが,

少なくとも完全なプラシーボではなく,コラーゲンを経口摂取すると,

多少は美肌効果,アンチエイジング効果があるようです。

コラーゲン食品,コラーゲン飲料に対する認知を改め,認知の再合成しなければ…。

いずれにしろ,「コラーゲン食品は美肌に効果がない」と思い込むよりも,

「コラーゲン食品を食べるとお肌ツルツル」とポジティブに思い込む方が,効果はあると

考えられます。そのように認知を変えれば,レジリエンスポジティビティも高まります。

前回ご紹介したケリー・マクゴニガル博士の

スタンフォードのストレスを力に変える教科書」にも載ってました。

「年齢を重ねることをポジティブに捉えている人はネガティブに捉えている人よりも

長生きする」とも書いてありました。

ということは…

「年を重ねることは楽しいけど,コラーゲン飲むと若返る」と思い込んでいる人は,

どんな効果が出るのだろ?長生きしてお肌ツルツルになるんでしょうか?

訳が分からなくなってしまった。

それにしてもコラーゲン入りビール,コラーゲン入りヨーグルトと

コラーゲン食品の増えること増えること。

願わくば,コラーゲン入り赤ワインなんてものは製造しないでほしい。

決してイノベーティブな商品じゃないから。ワインに対する冒涜,

バッカスの神様からバチが当たります。

少し,赤ワインに対する認知バイアス,思い込みが強すぎるでしょうか?

2015.4.15

広島空港の事故で思うこと-ハインリッヒの法則

昨日の西日本は夕方から天候が急に変わり,広島でも気温が急激に下がったので,体調を維持するのに難しかったです。風邪の初期状況が現れたので,早めに就寝しようと思った矢先,テレビで広島空港でのアシアナ航空機事故のニュースが報じられました。不幸中の幸いか,重症者は現れず良かったですね。

事故の原因はまだ明らかになっていませんが,急な天候の変化が影響したのか,パイロットの人為的なミスなのか,それ以外の複合的な要因なのか,早急な原因解明と空港の再開が望まれます。

ハインリッヒの法則にもとづくと,重傷者が生じるような1件の災害が発生した場合,その背景には,29件の軽傷者を伴うアクシデントが起こっており,さらには,300件のいわゆる“ヒヤリ・ハット”したが大事に至らなかったエラー(インシデント)が発生していたことになります。ですので,今回の事故は,29件の軽傷者を伴うアクシデントの1つととらえると,それ以前に,300件のインシデントが生じていたのかもしれません。また,事故の原因究明をおろそかにして,不十分な対策を講じると,1件の重大な事故が発生する可能性があるかもしれません。

ハインリッヒの法則.svg

今回の事故は,幸い軽傷者しか出なかったので,しっかり事故原因を究明して,今後の事故防止対策に生かしてほしいですね。事故をインシデントから掘り下げ,大局的客観的に分析し,起こるかもしれないであろう(でも起こってほしくない)1件の大惨事を未然に防いでほしいですね。トラブルや失敗から学んで教訓化し,システム・レジリエンスを強化してほしいです。
でないと怖くて広島空港を利用しにくい。ただでさえアクセスが悪くてイライラきて足が遠のいてるのに。

2015.3.30

弁護士1000人を海に沈めたらどうなると思う?

物騒なタイトルで驚かれたかと思いますが,これは映画の一セリフです。別に弁護士に恨みがあって書いたのではありません。
3月28日のニュースで,最高裁と法務省が司法試験の合格率が低いことなどを理由に,2015年度から教員として裁判官や検察官を派遣しない法科大学院が24校に上ると報じられました。その中には,既に募集を停止している地元の私立大学もあり,そこに通って弁護士を目指していた飲み友達を知っているので,つい気になって記事を読んでみました。
日本の法科大学院(ロースクール)制度は,2004年にスタートしました。目的は色々あると思いますが,法曹人口拡大の要望に応えようとしたことが制度開始の最大の要因と思われます。2005年時の日本の法曹人口は,25000人で,人口10万人に対して19.75人。先進国で最も多いアメリカの法曹人口は107万人で,人口10万人に対して365人も弁護士が存在します。アメリカ並みに法曹人口を増やすとまではいかないまでも,弁護士過疎地をなくしたり,法曹サービスを拡大するためには,平均的な先進国並みの法曹人口が必要と考えて,法科大学院制度を導入したのでしょうね。ただ制度が開始されて,さほど司法試験合格実績もない大学までも法科大学院を設置する,“ロースクールバブル”が発生するとは考えなかったのですかね?制度が導入されて10年ほどしか経っていないのに,既に3割の大学院が淘汰されて消滅し,今でも淘汰は加速されているのですから,法科大学院制度は完全に崩壊しているように思えます。なんとレジリエンスの弱いシステム,脆弱な制度なのでしょう。こうなったら,いくとこまで淘汰を見届けたのち,生き残った法科大学院と,法曹人口を受け入れる社会を含めて制度を立て直す必要があるでしょうね。
2014年の日本の弁護士人口は,法科大学院制度導入時に比べ,2倍の3万5千人になっているようですが,数は増えたものの,経済状況は以前と比べて困窮化しており,弁護士は,高給な職業の代表とはいえないようです。そりゃそうですよね。アメリカのように何かトラブルがあったら訴訟するような,訴訟がビジネス化していないですから,日本は。アメリカの弁護士は,病院に入院している患者に営業活動しているほどですからね。日本は,アメリカ社会のように,濫訴が当たり前の様な社会になってほしくないですね。ポジティビティ溢れる社会であってほしいと思います。
冒頭のセリフは,映画「フィラデルフィア」で,エイズ発病を理由に不当に解雇された敏腕弁護士であるトムハンクス演じるアンディが,死の間際に,彼の弁護を引き受けたデンゼル・ワシントン演じるミラーに言った言葉です。トムハンクスはこの演技でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

アンディ:「弁護士1000人を海に沈めたらどうなると思う?」
ミラー:「さあ?」
アンディ:「世の中良くなる。」

こんな弁護士は乱造してほしくないですね。

2015.3.23

家具屋姫と裸の王様-ネガティビティ溢れるおとぎ話の行く末

夕方,偶然テレビのニュースを見ていたら,今注目の“家具屋姫”こと大塚家具社長,大塚久美子氏が生出演されていました。冷静でスマートな敏腕経営者といった印象を受けましたが,ポジティビティは感じなかったですね。ニュースの焦点が,一連の御家騒動の顛末とプロキシ-ファイトの勝敗だったので,とても会社のこれからのビジョンや,顧客や自分についてきてくれた従業員,ステークホルダーへ感謝する言葉などは(思っていると好意的に考えたとしても)お話しできなかったんでしょうね。
親父さんである勝久氏の会見も少しだけ見ましたが,久美子氏よりもはるかにネガティビティ溢れる,実の娘に対する憎悪に満ち満ちた会見でしたね。ついていく社員が可哀そうになります。娘の経営方針は,自分が築いていったビジネスモデルを全否定する行為だと認識したのでしょうね。その点について,テレビで久美子氏は,何度説明しても,思い込み,事実誤認を理解してくれなかったと嘆いています。
双方ともステークホルダーの利害を優先すると言っているところも面白い。そうでも言わないとプロキシーファイトに勝てないからなんでしょうが,同族企業や創業者一族の御家騒動は,ごく一部の株主(創業者を含む)にだけ利益を生み,大半のステークホルダーは大損する場合が多いですね。過去に起こった一連の御家騒動を見ればわかります。そう考えれば,先の2人の発言は滑稽でしかないですね。
プロキシーファイトの勝敗がどちらに転ぼうとも,ネガティビティに満ち満ちた企業の風土をポジティビティの高い,良い方向に転換させるには相当な努力が必要でしょう。外圧がかからないと転換しないかもしれません。
しかし,今回の御家騒動の構図,内部で同胞たちの対立をあおり,戦わせると言った近現代の戦争の構図と奇妙なぐらい似通っていると感じるのは私だけでしょうか?