会社概要

2015.4.16

禍福は糾える縄の如し

今日一日は,本当に禍福は糾える縄の如しで,ネガティブなこともポジティブなことも色々あった一日でした。
朝,左眼のコンタクトを付けようとすると,いきなりペキっと破損してしまい,朝一でブルーになったと思えば,午後一と夕方には,仕事でプラスになる良い出来事があり,エンド・ピーク理論というか,一日の終盤に良いことが起こるとポジティビティが高まりますね。終わりよければ全てよしっていうやつですね。
コンタクトが破損した直後,facebookの友人から四葉のクローバーの投稿写真を見せてもらったり,四葉のクローバーの形をしたお好み焼きの投稿写真を見せてもらったから幸運が舞い込んだのかもしれません。感謝感謝。
このような(感謝の)ポジティブ感情を高めると,レジリエンスも強くなります。レジリエンス・トレーニングでも感謝のポジティブ感情を高めるトレーニングを行います。
奇しくも,フランスの哲学者,アランも同じようなことを「幸福論」の中で書いています。

「『自分の上機嫌』を徹底して鍛えておけば,心は常に強くしなやかになる。」

明日は,大阪で商談があり,その後,レジリエンスが試される辛い選択をしなければならないかもしれません。今日の上機嫌をキープしつつ鍛えておき,明日の試練に備えよう。その前に,商談で良いことがありますように。

2015.4.15

広島空港の事故で思うこと-ハインリッヒの法則

昨日の西日本は夕方から天候が急に変わり,広島でも気温が急激に下がったので,体調を維持するのに難しかったです。風邪の初期状況が現れたので,早めに就寝しようと思った矢先,テレビで広島空港でのアシアナ航空機事故のニュースが報じられました。不幸中の幸いか,重症者は現れず良かったですね。

事故の原因はまだ明らかになっていませんが,急な天候の変化が影響したのか,パイロットの人為的なミスなのか,それ以外の複合的な要因なのか,早急な原因解明と空港の再開が望まれます。

ハインリッヒの法則にもとづくと,重傷者が生じるような1件の災害が発生した場合,その背景には,29件の軽傷者を伴うアクシデントが起こっており,さらには,300件のいわゆる“ヒヤリ・ハット”したが大事に至らなかったエラー(インシデント)が発生していたことになります。ですので,今回の事故は,29件の軽傷者を伴うアクシデントの1つととらえると,それ以前に,300件のインシデントが生じていたのかもしれません。また,事故の原因究明をおろそかにして,不十分な対策を講じると,1件の重大な事故が発生する可能性があるかもしれません。

ハインリッヒの法則.svg

今回の事故は,幸い軽傷者しか出なかったので,しっかり事故原因を究明して,今後の事故防止対策に生かしてほしいですね。事故をインシデントから掘り下げ,大局的客観的に分析し,起こるかもしれないであろう(でも起こってほしくない)1件の大惨事を未然に防いでほしいですね。トラブルや失敗から学んで教訓化し,システム・レジリエンスを強化してほしいです。
でないと怖くて広島空港を利用しにくい。ただでさえアクセスが悪くてイライラきて足が遠のいてるのに。

2015.4.14

レジリエンスな映画1‐セントオブウーマン/夢の香り

今日は夕方から急に気温が下がり,思い切り寒くなりました。南国生まれなので寒さにはめっぽう弱く,寒くなると気分が滅入り活動量が極端に下がってしまいます。なので,気分転換に,昔観たお気に入りの映画を観返しました。

「セントオブウーマン/夢の香り」(1992年)。アル・パチーノがアカデミーの主演男優賞を受賞した作品です。7度目のノミネートでようやく受賞した作品ですね。
ストーリーは,情報将校としては優秀だったのに口の悪さが災いして昇進できず左遷先の基地で自らの不注意な事故で失明し,以来人間嫌いになった(なのに女好き)アル・パチーノ演じる退役陸軍中佐(フランク)と,貧乏だけど頭脳明晰で誠実なエリート高校生(チャーリー)の邂逅を描いたものです。
映画の中で,2人はそれぞれ困難な局面,逆境にさらされます。フランク中佐は,失明という逆境,チャーリーは,高校内でとあるトラブルに巻き込まれます。フランクは,逆境を逆境と思っていないかのように普段は振舞っていますが,実は克服できず破局的な道を選択しようとします。かたやチャーリーは,どのように克服すべきか,もがき苦しみます。結局,それぞれが相補的・相乗的に助け合い,2人とも逆境を乗り越えて再起していくという,素晴らしいレジリエンスを発揮する映画です。やはり映画は,このようなカタルシスが感じられないと面白くないですね。
セントオブウーマン

あまり長々とストーリーを書くとネタバレになるので,これ以上は書きません。映画をまだ観ていない方は是非,観てみてください。観られた方も改めて観ていただければ。何度観ても名画は感動します。
この映画を観て,私は最初の海外旅行の地をニューヨークに決め,ホテルは贅沢にもウォルドルフ・アストリアに宿泊しました。アル・パチーノとガブリエラ・アンウォーがタンゴを踊るシーンと,ラストの全校集会は秀逸です。

2015.4.13

お笑い芸人とレジリエンス

昨日,レジリエンス講師仲間の友人から「世界一受けたい授業」というTV番組にレジリエンスのことを放送すると教えていただいたので,観ました。お笑い芸人のピースの御二人(又吉と綾部)が,ある課題のけん玉を黙々とさせられてレジリエンス度を測るテストをさせられてましたね。結果は二人ともレジリエンスが強いということになりました。やはり生き馬の眼を抜くような,競争の激しい芸能界でそれなりに売れている芸人は,相当レジリエンスが高いのでしょうね。そうでないと生き残れないのでしょう。
レジリエンスを専門に研究されている大学教授は,一流のスポーツアスリートは総じてレジリエンスが強いとおっしゃっていました。浅田真央さんしかり,羽生結弦さんしかり。こうなると,一流になれるかなれないか,競争の激しい芸能界で売れて生き残れるか食いっぱぐれるかの差は,レジリエンスの差にかかっていると言っても過言でないように思います。
これからの成功するビジネスパーソンに必須な要因としてレジリエンスが挙げられるのも納得できますね。社員の人材育成,社員教育,新人研修には,レジリエンス・トレーニングが必須なような気がします。

2015.4.13

葉桜花見

今日は,馴染みのワインバーの面々で花見をしました。桜の花はほとんど散ってほぼ葉桜状態でしたが,楽しかったですね。ワインもプロがつくる酒肴も美味しかったです。
IMG_0457

IMG_0456

IMG_0458

後半は,沖縄出身の方で,大学で教鞭をとられている方と沖縄の基地問題でディスカッションしました。メディアでは報じられない沖縄の人々の本音が聞けてとても勉強になりました。沖縄の方々は,基本的にレジリエンスの高い方が多いように思います。